第323話 2019年は参議院選挙がありますが、そもそも衆議院と参議院の違いは何なのでしょうか。
Nice to meet you!!!
ジョニー・ジョニー・デッパーです(≧▽≦)
今日はちょっと真面目な小話をしますね✨
2019年は実は政界では選挙イヤーとされる年なのです。
国政では3年に一度、半数が改選される参議院議員選挙というのがあり、
それが2019年にあります✨
そもそも3年に一度半数改選というのがわかりにくいと思うので
一応解説します😄😄
まず参議院議員というのは任期が6年あります✨
よほど何か事件を起こした、とかない限りは6年間は議員です。
ただし、6年のタイミングが2つあって
2019年に改選になる議員は6年前、つまり2013年に当選した議員です。
一方で今回非改選(選挙をしない)議員は2016年に当選した議員で次の選挙は2022年になります。
参議院は3年に一回半数ずつが改選されていきます。
そしてこれは余談ですが、今年が選挙イヤーと呼ばれる理由がもう一つあり
それは4年に一度の統一地方選もあるのです。
統一地方選というのは知事選や市区長選挙など
地方自治体の首長および議員の選挙が各地で一斉に行われます✨
参議院選挙と統一地方選がダブルで行われるのは12年に一度で、
そのため毎回亥年に行われます。
で、本題に戻りますが
率直によく
何が違うのか!!!という話を簡単にしたいと思います😄😄
https://gurutabi.gnavi.co.jp/a/a_2354/
◆二院制
そもそも国会の制度は国によって違いますが、現在の日本では二院制を取っています。
これは一院制よりも偏りなく、慎重に審議を行うことができる、という観点から二院制が取られています。
◆衆議院
衆議院は任期4年、定数475人(小選挙区295人、比例代表180人)、解散ありで、被選挙権は25歳です。
これだけだとあまりにそっけないので、もう少し解説します✨
基本的に衆議院は首相が解散権を行使することができ、
政界では基本的には「常在戦場」とされています。
それもあって、国民の意思が反映されやすいという観点から
衆議院で3分の2以上の賛成があれば、それは可決されます。
小泉首相は郵政法案が参院で否決されると、解散権を行使し、衆議院を解散。
いわゆる「郵政選挙」というのが行われ、小泉首相は自民党の議員であっても
郵政民営化に反対する議員を「抵抗勢力」と位置付けて刺客を送り
いわゆる「小泉劇場」というのを作り上げて、圧倒的勝利を収め
郵政法案を可決させるということを成し遂げました。
上記のとおり、内閣総理大臣による解散権を有しているのが、この衆議院です。
これは法令で決まっているわけではありませんが、慣例として、総理大臣は衆院議員から選ばれます。
それは、参院議員から選んでしまうと衆院の解散権を参院議員が握ることになるからです。
今のところ、そういった状態にはなっていません。
◆参議院
一方で参議院は定数242人(選挙区146人、比例区96人)、被選挙権は30歳です。
解散はなく、任期6年です。
衆議院と違って解散がないため、長期的スパンで法案を審議することができ、「良識の府」とも呼ばれます。
基本的に政権交代は衆院の多数派が変わることによって行われますが
まず定期的に行われるこの参院選で多数を占めて、追い込んだ状態を作ってから衆院で多数を通るケースで政権交代が行われています。
なぜなら解散権をもつ首相は支持率に非常に敏感であるために
不利な情勢なときにわざわざ解散しないからです😅
いわゆる衆院と参院がねじれる「ねじれ国会」という事態に陥り、
解散する機会を見失って任期満了で衆院選に突入しました。
主要法案を通すことを条件に自民党の求めに応じて解散をします。
いずれにしろ、基本的には参院をにぎられて追い込まれた結果、
衆院も解散せざるをえなくなった、というのが正しいでしょう。
そういう意味で参院選というのはかなり大きな選挙で
今年は国政にとっては大勝負なのですね✨
See you again!!
ジョニー・ジョニー・デッパー