第179話 知らないことを知っていこうシリーズ~なぜ日本には鈴木さんと佐藤さんが多いのか。
Nice to meet you!!!
ジョニー・ジョニー・デッパーです(≧▽≦)
素朴な疑問を解き明かしていこう!ということで
なぜ日本には鈴木さんと佐藤さんが多いのか。
に今日は迫ります。
http://suzuin.co.jp/blog/6908.html
皆さん、
学校や職場に行くと必ずいる
「鈴木さん」「佐藤さん」。
ご自身が鈴木さんや佐藤さんの場合は
大体下の名前で呼ばれたり、紛らわしい思いをしたりしていませんか??
そもそも日本の苗字ランキングによると
順位 | 名字 | 人数 |
---|---|---|
1位 | 佐藤 | およそ1,887,000人 |
2位 | 鈴木 | およそ1,806,000人 |
3位 | 高橋 | およそ1,421,000人 |
4位 | 田中 | およそ1,343,000人 |
5位 | 伊藤 | およそ1,081,000人 |
6位 | 渡辺 | およそ1,070,000人 |
7位 | 山本 | およそ1,057,000人 |
8位 | 中村 | およそ1,051,000人 |
9位 | 小林 | およそ1,034,000人 |
10位 | 加藤 | およそ892,000人 |
https://myoji-yurai.net/prefectureRanking.htm
こうなっているそうなのです!!!(≧▽≦)
佐藤さんと鈴木さんがほかを圧倒していますね!
なんでこんなに多いのでしょうか???
①佐藤
佐藤は47都道府県中、9県で1位という驚異的な結果!!!
最も広く知られているルーツは藤原秀郷から始まる
「佐藤氏」です。
藤原秀郷は下野国南部(現栃木県佐野市あたり)を中心に勢力をもち、
平将門の平定で名を挙げたことから東日本に広がり、その子孫の一つが「佐藤氏」とよばれているそうで
実際、佐藤氏は東日本に固まっている名字のようです。
また、佐藤氏は次官の職位である「佐(すけ)」から由来しているというのもあり
有力者というよりは補佐役の任を担うものでありました。
領主と同じ姓は名乗れないので、逆に領主の名字は広がりにくく、
領主の名字でない佐藤は広がりやすかったのでは??と思われます✨
②鈴木
鈴木は由緒正しき名字で、古くは「古事記」に登場します。
イザナギとイザナミのひ孫である「饒速日命(ニギハヤヒノミコト)」という人物がきっかけです。
饒速日命の子孫たちが和歌山へ移り住み
物部という豪族となって、熊野神社を建立、神官たちが儀式を行うようになります。
儀式では、稲穂を高く積みあげ、真ん中に一本の木を立てるということを行いました。
この木を「ススキ」と呼んでいました。
ススキは聖なる木です。
これが濁って鈴木となり、鈴木さんご一行は和歌山県海南市の藤白神社に屋敷を建て、
ここが「鈴木のふるさと」と呼ばれるようになります。
この鈴木が広がりを見せたのは江戸時代だそうで、
徳川家に鈴木さんが嫁いだことによって、家康の親戚には鈴木が多かったそうです。
みんな徳川と関係が深いと思われたいので「鈴木」を名乗る人が多くなった
といわれています。
どうでしたかね!
素朴な疑問、一個解決できたでしょうか??
また機会あれば、いろいろ調査してみます(*^▽^*)
See you again!!!
ジョニー・ジョニー・デッパー