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第351話 大学の出欠の顔認証システムから考える、大学の在り方🏫

Nice to meet you!!
ジョニー・ジョニー・デッパーです✨

春は入学や入社など新しい第一歩を踏み出す、フレッシュな時期ですよね✨

そんな中、兵庫医科大学で、講義の出欠を「顔認証システム」で行うという新たな試みが始まったそうです😄😄

news.goo.ne.jp


大学に講義といえば、
大学に行ったことがある方ならお分かりかと思いますが
日常茶飯事に行われる「代返」。

なんなら僕もよくしていましたが・・(笑)


この顔認証システムによって、代返は事実上、不可能になります。

これにより教職員の出欠管理の労力もタブレットによってあっさりできるので、逓減されるんだとか✨

これだけ聞くと一瞬よさそうな気がするんですけど、
僕はこれっていくつか問題が孕んでいると思っています😄

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①そもそも、そこまでして出席させる必要があるのか

大学は小学校や中学校と違って、ぶっちゃけ義務教育ではありません。

正直、学びたい人が学べばいいと思っていますし、そこまで出欠をがちがちに管理して「勉強させる」ということが必要なのかどうか、正直疑問です。


②どうして自発的に出席しないかを考えているか

もちろん、学ぶ側が講義にいくというのは大前提なのかもしれませんが、

なぜ講義を「欠席」しても問題ない、もしくは代返してしまえばいいと思ってしまうのか、そこまで大学もかんがえているかどうかかと思います。

それははっきり言ってしまえば、
その授業に出なくてもこれからの人生にさして「影響がない」からです。

これはその授業が絶対的に価値がないと言っているわけではなく、
人によってはその授業に価値を感じたり感じなかったりする、ということなのです。

こればかりは正直仕方ないことではないかと思いますが・・・

それでもどうしても出席させたいと思うのであれば
出席しないと単位が取れない仕組みにするしかないので
例えば、ディスカッションやグループワークを積極的に取り入れたり、

抜き打ちで試験をやるなど、緊張感を与えたほうがよっぽどいい気がします。


③逆に大学の学問にそこまでの実用性を求めるのも酷なのかも

②と敢えて矛盾したようなことを言ってしまいますが、
これからの人生にさして「影響ない」と思う=実用性がなく見えることに近いのかなーとは思うのですが、

もちろん実用性がある学問で、社会に出て即戦力になれれば、それだけアドバンテージにはなると思うんです。

でも大学って実社会で役立つ資格を教える場ではないのです。

ここが難しいところなのかなと思うのですが、
実用的な学問と同時に深い教養や考察力、思考力を磨く場としての大学、

広い視野を得る意味でも大学というのはある種「無駄」が必要なのではないかなと個人的には思うのです✨

そういう意味では近視眼的に「役に立つ」「役に立たない」で判断してしまうともったいない。

ある意味、僕は知的好奇心を磨いてもらったな、という側面もたしかにありました。

そういった意味では、大学に実用性だけを求めるのは、酷なのかもしれません。



以上、なんとなく考察してみたんですが
個人的には、学びたい人が学んだらいいんじゃないかなーなんて思います✨😄

あまり管理管理という感じではなく、おおらかで自由な大学、、、というのがやっぱり僕は好きですね😄